仕事が忙しくてストレスが溜まる、年々太ってきて肥満気味、健康診断の結果が良くないなど思い当たることはないでしょうか。もし当てはまることがあれば「痛風」になる可能性もあるので気を付けたほうがよいでしょう。
血液検査の項目で尿酸値を見てください。この値が7.0mg/dLを越えていた場合「高尿酸血症」とされ、この状態が続くと足の親指の関節や甲が腫れて激しい痛みを起こすことになってしまいます。
この痛みと腫れは強烈なもので風が吹いても痛いと言われるほどです。
しかし実際は風どころか「脈」だけでも痛むため寝ることもできない時もあるのです。
そして足を着くことすらできなくなり歩くことすらままならなくなってしまいます。
その痛みは一週間程続き徐々に回復していきます。
治療を怠ってしまうと結石ができてしまったり、腎臓にも悪い影響を起こしてしまう場合があるので注意が必要です。
また何度も発作を繰り返していると、腫れた関節が変形してしまうこともあるのです。
このように尿酸値が高いことを放置してしまうと、痛風以外にも様々な症状を引き起こすことになってしまいます。そうならないために治療の他にも水分の摂取や肥満解消・ストレスの軽減を積極的に行ってほしいと思います。